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Lemurは、用途に応じて最も適したインターフェイスを自分自身でデザインできる、これまでにないコンセプトを持ったコントローラーです。コントロールしたいアプリケーションに必要な制御項目を好きなように配置して、全体のレイアウトを自由にカスタマイズすることができます。そのために、LemurにはMac OS XおよびWindowsで動作するユーザーフレンドリーなインターフェイス・エディタが付属します。コンピュータ上に再現されたLemurの画面上に、パレットからつまみやボタンなどのオブジェクトをドラッグ&ドロップするだけで、簡単にインターフェイスを構築することができます。配置したオブジェクトは、希望のレイアウトが得られるまで、自由に移動させたり、コピー&ペーストしたり、サイズを変えたり、見た目を変えたりすることが可能です。本体の上部にあるPage Up/Page Downボタンを使用して、複数定義されているレイアウトを瞬時に切り替えて使用することも可能です。例えば、パッドを配置したインターフェイスでドラム演奏しながら、もう一方の画面でフェーダーをコントロールする、といったことが可能になります。

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Lemurで使用できるウィジェット(インターフェイスのパーツ)をご覧ください。パッドやスイッチ、縦横のフェーダー、LEDインジケーター、シグナル表示などの、一般的なユーザーインターフェイスに不可欠なアイテムを使用して既存のコントローラーを再現したり、MultiSliderやMultiball、RingAreaなどのまったく新しいコンセプトのオブジェクトを利用した、独創的なコントローラーを創り出すことも可能です。

これらのオブジェクトは、実世界の物体の性質的特徴や動作挙動の属性を備えており、たとえパフォーマンス中であっても任意にそれらを調整して、画面上のオブジェクトを操作に追従させたり反発させたりといった動作をリアルタイムにコントロールすることができます。これにより、実世界の物体の動きをシミュレートしたり、それ自身が意志を持っているような動きを実現させることが可能です。例えば、ドラッグした指にオブジェクトを追従させたり、まるで氷をつかむように指からすり抜けるようなアクションを与えることができます。

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Lemurは、Ethernetインターフェイスを介して、一般的なMIDIインターフェイスの何百倍もの速度でデータ通信を行います。このようにLemurは厳密にはMIDIデバイスではありませんが、仮想的なMIDIデバイスとして、JazzEditorを通じてソフトウェアとの間でMIDIデータの送受信を行います。仮想デバイスのメリットとして、1つのインターフェイスから片方の手でシーケンサーのトラックレベルをコントロールしながら、もう片方の手でハードウェアサンプラーを演奏させる、といったことが可能となります。また、LAN上に複数のLemurを接続して、さらに複雑なコントロールを実現するメディアシステムを構築することも可能です。

コントローラーとアプリケーションを正しく動作するようにマッピングさせるのは、ミュージシャンにとって悪夢とも言える作業でした。しかし、JazzEditorには、MIDIやOSCのセッティングを容易にするセットアップウィザードが用意されているため、そのような負担が大幅に軽減されます。さらに、Lemurには単純な手ぶりから高度に複雑化したエフェクトを生成させるような、先進的な機能を数多く内蔵しています。特に、まったく同じオブジェクトから、出力値の範囲を増減させたりいくつかの異なるメッセージを送信させたり、といったことを状況に応じて切り替えることができます。また、LemurはLFOやエンベロープ、ビブラート、シーケンサーなどといった、時間依存性のオブジェクトの生成にも対応しています。

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