
Lemurは、さまざまな環境において、最も柔軟かつ迅速、効果的にデータをやり取りすることができます。高速なEthernet接続により、一般的なMIDIインターフェイスの何百倍もの速度でデータ通信を行います。Lemurは厳密に言えばMIDI機器ではないのですが、JazzDaemonというバックグラウンドアプリケーションに仲介させることにより、MIDI機器としてコンピュータとの間でMIDI情報をやり取りすることができます。JazzDaemonはLemurがネットワーク上に接続されると自動的にそれを検出します。JazzDaemonとLemurの接続状況やルーティングはLemurの画面からコントロールすることができます。
JazzDaemonはまた、OSCとMIDIメッセージを変換する機能を備えています。Lemurから送信されたOSCの浮動小数値は、ノートオンやコントロールチェンジ、システムエクスクルーシブなど、さまざまなMIDIデータに変換され、必要に応じてMIDIポートに送信されます。MIDIプロトコルは、OSCと比較して柔軟性や正確性に劣りますが、Lemurがそれを補完することにより、幅広いソフトウェア音源やシーケンサーに対応します。また、逆にLemur上のオブジェクトのパラメータを外部からMIDIでコントロールすることも可能です。